はじめまして、れいと申します。
大手電機メーカーで半導体製品の設計開発に携わっている、キャリア約15年の中堅エンジニアです。
仕事も人生も折り返し地点に差し掛かったアラフォーの今、これまでの経験が「これからこの業界を目指す人」や「キャリアに悩む女性エンジニア」の役に立てればと思い、このブログを立ち上げました。
私は、自分が特別な天才だとは思っていません。でも、博士号(工学)を取得し、ドイツでの武者修行を経て、今この仕事で自立して生計を立てている。そのプロセスで得た「リアルな知恵」なら、誰かに手渡せるのではないか。そんな想いで執筆しています。
私の経歴:挫折と「ほんの小さな興味」から始まった道
私のエンジニアとしての歩みは、決してエリート街道ではありませんでした。
「夢見る夢子ちゃん」だった高校時代
北海道で育った私が工学部を目指したのは、「プログラマーってかっこいいな」という漠然とした憧れからでした。プログラミングの経験はゼロ。まさに「しっかり考えていない」状態でのスタートでした。
挫折が教えてくれた「半導体」との出会い
大学2年生の時、大きな壁にぶつかります。「自分はプログラミングに向いていない」という残酷な事実でした。 しかし、その代わりに興味を持ったのが、講義で出会った「半導体」の世界。教科書の中の無機質な名前が、実はあらゆるテクノロジーの心臓部であることを知り、夢中になりました。
いばらの道の「博士号」と、製品開発への情熱
もっと深く学びたい一心で大学院へ進み、最終的には博士号まで取得しました。言葉にすれば一行ですが、この過程は人生で最も苦しく、まさに「いばらの道」。
その後、企業に入社してからは「いつ使われるか分からない研究」よりも「世界中の製品に搭載される開発」に魅了され、現在はプロジェクトの全体を統括する開発窓口として働いています。
ドイツ留学が変えた、仕事と人生の価値観
入社5年目、会社の制度を利用してドイツの大学へ留学したことが、私の転機となりました。 そこで目にしたのは、圧倒的な生産性と、それを支えるワークライフバランス。 「長時間働くことが美徳ではない」という衝撃的な価値観に触れ、帰国後には自費でワークライフバランスコンサルタントの資格を取得するほど、私のマインドは大きく変化しました。
このブログで発信していくこと
このブログでは、以下のようなトピックを中心に、現場の「生の声」を届けていきます。
- 半導体開発のリアル: 業務フローや研究と開発の違いなど
- キャリア形成のヒント: 博士号の価値、企業選び、ドイツ留学の経験
- 女性エンジニアの日常: 男性社会(マイノリティ)でしなやかに働くコツ
- ワークライフバランス: 週末婚の経験や、自己研鑽の時間の作り方
- マインドセット: 挫折をどう乗り越え、自分らしく働くか
「エンジニアとしてやっていけるか不安」「実際の業務イメージが湧かない」 そんな方々にとって、このブログが未来のキャリアを描くための「地図」のような存在になれば幸いです。
本業の合間の更新となりますが、どうぞ気長にお付き合いください。
自己紹介、プロフィールは下記のリンクにもありますので、興味のある方はどうぞ読んでみてください。


