女性半導体開発エンジニアの自己紹介とブログについて

キャリア
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 はじめまして、れいと申します。電機メーカーで半導体製品の設計開発に従事しいる女性エンジニアで、この業界で働き続けて15年弱になるアラフォーです。仕事や人生においても折り返し地点にさしかかり、インターネットを通して若い世代の方などの役に立てることがあればと思い、ブログで仕事紹介、半導体のことや女性エンジニアとしての日常生活など書いていこうと思います。まだベテランと呼べる域に自分自身到達しているとは思ってはいませんが、この職業で我が家の生計を立てられているほど稼ぎはあるので、客観的に見て、この業界でやってこれているのではないかと思っています。

 男女問わず今後この分野や業界で働きたい方や女性エンジニアとしてやっていけるか不安のある方などが、このブログを読んで少しでもリアルな業務のイメージを持ち、進路決定の参考になればと思い書いています。

自己紹介を兼ねた私の簡単な経歴

 筆者のプロフィールでも簡単に自己紹介していますが、ここでも自己紹介をしたいと思います。

 北海道生まれ、北海道育ちのどさん子です。

 私が理系の道を選んだのは高校生の時。最初から半導体開発のエンジニアになろうとは思っておらず、この時、私はプログラマーに興味を持っており漠然と工学部を目指していました。高校生時代からプログラミングが好きだったかというと、実はプログラミングも一度もしたことがないのにプログラマーになりたいと思っていた夢見る夢子ちゃんでした(しっかり考えていないという意味)。当時、半導体についてどれだけ知識があったかというとほとんど知識はなく、物理の教科書で名前が出てきたくらいで、それが何に応用されているかなど、ほとんど知らなかったです。

 そんな私が半導体に興味を持つことになったのは大学2年生の時でした。プログラミングの授業で自分はプログラミングは向いていないことが分かり、その変わりに講義で半導体について学ぶようになり、半導体に興味を持つようになりました。それから半導体についてもっと専門的に学びたいと思い、大学院に進み、修士号だけではなく博士号まで取得しました。簡単に書いていますが、この過程は本当にいばらの道で人生の中で最も辛かったと思います。この話はまた別で書こうと思います。

 大学院で半導体を専門的に学ぶ中、半導体の研究を仕事にしたいと考えていました。そして企業に就職を決めました。大学に残ろうか、企業に就職するか選択肢がありましたが、企業に決めた理由や経緯についてもまた別に書こうと思います。

 入社した時の部署は研究所ではあるけれど、研究よりも製品開発が主となる部署でした。将来の製品になるものを担当することは、本当に使われるかどうか分からない研究をするよりも面白かったです。それは製品の仕様の目標や用途が明確だったからだと思います。

 それから入社5年目でドイツの大学へ留学することになります。会社の留学制度を利用した留学になります。ここで井の中の蛙だった私は世界を知るようになり、人生や仕事に対するの価値観が一気に変わりました。ドイツで仕事をするようになってから、生産性という概念を意識して仕事をするようになり、ワークライフバランスの大切さを学びました。更に帰国後は自費でワークライフバランスのコンサルタントの資格まで取得しました。

 帰国後は部署が移動になり、製品開発の部署でもお客さんと技術に関する打ち合わせをするなど、お客さん対応の窓口となる部署に所属することになり、現在に至ります。今のところ、この部署での仕事がとても気に入っています。

このブログで書こうと思っていること

半導体製品開発の仕事について(業務内容や製品開発のフローなど)

半導体研究開発の仕事について(業務内容や研究開発と製品開発の違いなど)

エンジニアとしての1日

女性エンジニアとして思うこと

マジョリティの男性の中でマイノリティの女性として働くことについて

子育てや仕事とのバランスについて

学生時代に学んだ仕事においても生かせる大切なことやマインド

ドイツの大学で働いていた時のこと

自己研鑽や仕事外の時間の使い方

などなど

 本業がありますので、ブログの更新は不定期になってしまいますが、興味のある方、どうぞ気長にお付き合いをよろしくお願いします。